11時から南米音楽フォルクローレ演奏NAZCAさんの里山コンサートが始まるよ。
自然の中での親子の触れ合いは豊かな感性をはぐくみ、多様性のある人生設計をできる基礎を作ってくれます。大人は喧騒から離れ自然の中でしばし自分を見つめるとひらめきを覚えます。
循環型街づくりをめざし出来ることからはじめよう
11時から南米音楽フォルクローレ演奏NAZCAさんの里山コンサートが始まるよ。
自然の中での親子の触れ合いは豊かな感性をはぐくみ、多様性のある人生設計をできる基礎を作ってくれます。大人は喧騒から離れ自然の中でしばし自分を見つめるとひらめきを覚えます。
恒例の里山ごんげんさんでの冒険広場は継続開催されていますので毎週土曜日ご利用ください。
自然のなかでゆっくりお子様とお過ごしください、豊かな感性を育むとても良い環境です。
1、 第2回「どろんこキャラバン☆たんば」事業
●第2回どろんこキャラバン☆たんば
7月29日~8月4日、保養キャンプを丹波少年自然の家で実施しました。(どろんこキャラバン☆たんば報告集参照)
当保養キャンプは保護者の状況で子どもだけを保養に出すことができるキャンプとして位置づけられている。子どものみの参加のため、健康と安全には細心の注意と準備を行った。
熟練された野外活動リーダー(子どもリーダー)、看護師の配置と実行委員の見守りは重要な点であった。子どもたちは毎日、ワークショップや活動を楽しみ、スケジュール通り元気に活動していた。しかし、中には疲れた表情を見せる子どももいた。来年度はスケジュールにはゆとりを持つことを考慮し、キャンプの内容を柔軟に変更しながら進めることが大切である。
キャンプ参加者への現地説明会は、保護者との面談で、保護者の思いやそれぞれの子どもの置かれている状況など、理解することができた。今年度も参加者現地説明会は必ず開催すべきであり、子どもの健康状態を把握する上で重要となるであろう。
大阪の「吹夢キャンプ」に始まり、当保養キャンプ「どろんこキャラバン☆たんば」そして篠山の風和のステイと日程調整し、キャンプのリレー「つなぎ保養」を実施した。一組の家族がこのつなぎ保養を利用するということで、3団体で協力し進めていたが、家族の事情で参加できなくなった。キャンプの日程は繋いでいたが、参加までいかなかった。親子で長い間外に出ることの難しさを実感した。
実行委員会は合計10回開催し、それぞれの部会や事務局会議も随時開催した。
●「丹波ネットワーク」立ち上げ事業
丹波地域の保養実施団体等との連携を密にし、関西の保養実施団体とも連携することができた。
顔の見える関係が整い、大阪、丹波、篠山とつなぎ保養を実現した。しかし参加予定だった家族が参加を断念したのが残念だった。
丹波ネットワークに「丹波篠山避難移住者ネットワーク・こっからネット」が加わったことで、避難者の意見を聞くことができたことは、活動する上での大きな指針となった。
6月2日・3日:「夏キャンプ&保養移住相談会in二本松・伊達」に参加。全国から参加した支援団体と顔を合わせ、情報交換することができた。保養や避難移住を考えている人々とじっくりと話す機会を得た。
6月10日:「福島と保養について学ぶ講演会」主催:福島のこどもを招きたい!明石プロジェクト(たこ焼きキャンプ)に参加。「今、なぜ保養が必要なのか」:振津かつみさん(チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)の講演会と、「フクシマでいのちをみつめて」~自主避難した母親として放射能汚染世界をともに生きる~:小河原律香さんのお話。
6月11日:「心からの手紙~福島のこどもたち~」を開催。福島から篠山へ家族で避難移住している人にお話を聞く良い機会となった。
6月12日:福島から京都に一時避難している家族が丹波で就農することを検討したいとのことで、丹波市役所農業振興課へ案内し、同行して話を聞いた。新規就農者への補助金もあり、指導者も付き、地域で支援するなどのシステムの説明を受けた。残念ながら避難移住には繋がらなかった。市職員の方に成功例の割合を尋ねてみたが、少ないようで、農業を生業として地域に馴染み生活することの難しさを感じた。
7月1日:吉野裕之さん講演会『いま福島の子どもを守るには』を開催。吉野裕之さんは「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の避難・疎開・保養班世話人として子ども福島で重要な立場で活動されていた。福島の現状と今後の支援などについてお話を聞くことができた。丹波地域の市民のみならず、近隣の三田市、西脇市からの参加もあった。
9月27日・28日:守田敏也さん講演会『原発50キロ圏内の私たちが知るべきこと』開催。 守田敏也さんは京都市在住でフリージャーナリスト、現在「篠山市原子力災害対策検討委員を務める。「内部被曝」矢ケ崎克馬・守田敏也著。
11月8日:兵庫県尼崎市武庫中学校人権学習会で講演。福島からの避難移住者と実行委員と事務局長の3人で武庫中学校を訪問し、全校生徒に「福島の現状と避難移住」「どろんこキャラバン☆たんば;保養キャンプ」の必要性について話をした。
11月18日:「振津かつみ医師を囲んで」、を開催した。振津かつみさんは医学博士(大阪大学)で、原爆被爆者の健康管理、チェルノブイリ原発事故被災者への支援活動を続けてこられた。「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」を設立し、事務局メンバーとして毎年ベラルーシの汚染地域を訪問され、3・11後は福島で住民の放射線量の測定や住民の健康被害の調査・相談に取り組まれている。昨年9月に、「核のない未来賞」を受賞。
12月12日:守田敏也さんを囲んで、なんでも聞きたい放題の会、を開催。丹波地域の農家、特に有機農家の方々の参加が目立った。大阪のがれき受け入れに対する意見や、その影響など、質問は多岐にわたった。
2月17日:フォーラム「未来へつなぐ暮らし~わかちあう幸せ~」開催。子ども福島代表佐藤
幸子さんの講演会とパネルディスカッション。コーディネーターは守田敏也(篠山市原子力防災対策委員)パネリストは佐藤幸子さん、大月傑さん(NPO法人風和)森田靖久さん(丹波新聞記者)廣岡菜摘さん(福島からの避難移住者)。
佐藤幸子さんは日本政府が、福島県が、県民・市民のことを本当に考えてくれているのかという疑問を感じていると話され、関西の皆さんのご支援を感謝している、これからも福島を忘れないでほしい。と訴えておられました。パネルディスカッションではそれぞれの立場での3.11とその後の生活で考え直ししていることまた、活動し始めたことについて話していただきました。
身近な丹波地域の市民の話に共感する会場の反応を感じた。丹波市会議員3人の参加を得たこと、また復興副大臣衆議院議員、谷公一氏(選挙区丹波地域)、兵庫県議会議員、石川憲幸氏、小西隆紀氏から祝辞を受け取ることができた。フォーラム後、報告書や資料も送付した。
2月24日:~フクシマと関西を結んで~「食と農と原発を考える」に参加。
2月25日:関西保養者ネットワークのメンバーとして「保養実施についての質問書」提出に参加。
3月11日:「3.11いのり」キャンドルナイト開催。
3月25日:「すきやねん!KFCキャンプin神戸しあわせの村」保養キャンプへ野菜と米を支援。
ネットワークミーティング開催(年8回)
関西保養ネットワークミーティングヘ参加(実行委員長高橋典子参加4回)
2、 地域バイオマス資源の活用
① 廃食油回収
廃食油回収を継続実施し、丹波市内の全ての家庭から廃食油を回収できる体制づくりを、
現在廃食油回収に協力していただいている「青垣町・柏原町の保健推進協議会」や「婦人
会」と協力して啓発活動を積極的に続けて行き、少しでも多くの回収ができる体制を整え
るために、適切な人材配置を検討したが従来の回収を超える活動には発展できなかった。
②里山ごんげんさんの利活用
子どもの遊び場づくり、里山の自然の中で遊ぶ楽しさをより多くの子どもたちに知ってもらうため、NPOナルク丹波の開催する「里山ごんげんさん」での冒険広場に協力しながら、地域の保育園、子ども園、小学校の遠足、自然観察、環境学習の場として利用を継続できました。
3、地域とのネットワーク事業
社会教育活動
教育委員会のトライやるウイーク、氷上中学2年生5名の受入を、地域のNPOと協力して6/4(月)~6/8(金)実施しました、里山ごんげんさんにて3日間、里山整備、溝清掃、自然観察実習、小学生の屋外活動の準備をおこないました。2日間は子育て支援NPOのティプラスファミリーサポートにて子ども預かり支援活動を体験してもらいました。
2008年5月18日(日曜日)京都府宮津市字里波見
丹後海と星の見える丘公園セミナー室
この年はバスで見学かねての総会でした
2007年度事業計画に基づき里山ごんげんさんを利用した活動を中心に、NPOナルク丹波さんの「子どもの冒険ひろば」にあわせて里山コンサートなどの共同イベントを定着させてきました。新たにふーたの子どもデイキャンプを11回(泊まり1回)実施、子どもキャンプリーダー養成講座を6回(延8日)も実施しながら里山リピーターを獲得していきました。
丹波の木こり養成講座も天候が悪く順延した日もありましたが4回実施することが出来ました。
昨年末から新たな事業目標で取り組んだ廃食油回収においては12月から2月までに5000Lもの回収ができ、3月にはさらに保健衛生推進協議会から回収委託を受け青垣町573L、柏原町472Lの一般家庭からの回収もできました。丹波市内での廃食油回収にむけた取り組みは新聞でも大きく取り上げられ循環型まちづくりに取り組む啓発活動ができました。
主な活動資金は正会員13名、賛助会員23名の会費収入が22万円と、コベルコ自然環境基金から16万円、日本財団から95万円の助成金にて運用しました。
2006年度以下の活動を行いました。
2003年(平成15年4月4日)設立
団体設立の目的
CO2削減が進まないことを憂慮した丹波地域の有志が集まって、北欧のロ-カルアジェンダに倣って森林資源に恵まれた丹波地域の持続可能な環境を実現するために実行すべき行動計画を検討したのが始まり。
人工林率が80%を超える地域を抱える丹波の森が間伐放棄で荒廃している現状を知り、間伐材の出口としてバイオマス発電・熱利用システムの導入を提唱。
将来を担う子どもたちこそ里山を利用して自然に親しんでもらい住民利用を促進し環境資源としての里山をPRし丹波地域の循環型社会実現にむけ森林環境保全及び地球温暖化防止に貢献することをめざす。
最近の主な活動実績
平成19年度活動概要
森林資源を守るためにはまず人材育成、プロの林業家の指導を受ける「丹波の木こり養成講座」4回実施、通算28回を実施しました。
里山での子どもデイキャンプを10回実施しました。
子どもキャンプのリーダー養成講座を専門家を招き6回実施しました。
NPOナルクたんばと共同で隔月に里山コンサートの実施、毎週土曜日に里山にて子どもの冒険広場を開催しました。